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インターネット社会

「ネットを正しく使う」について考えてみました

「ネットを正しく使う」方法が公にされて、それらが広まれば、ネットに対するネガティブなイメージが今よりはるかに小さくなると思われます。そうなれば他のメディアとの連携も深まり、ネットはさらに役に立つツールに飛躍すると、私は考えます。

 

SNSなどに不適当な行動や犯罪と思われる行為を投稿したり、SNSなどを介して犯罪に巻きこまれるような事件が起こると、必ずと言って良いほどネットのネガティブなイメージが同時に報道されてしまいます。

 

でも、考えてみてください。30年ほど前にゲームボーイやスーパーファミコンがブームになったときは、小学生がゲームソフトの万引きなどに巻きこまれてしまうというようなことが問題とされていました。また20数年前には、PHSが女子高生を性犯罪に巻きこんでしまうなどと言われたこともあります。現在のSNSと同様、元凶とされる「モノ」は各時代に存在するのです。その時代ごとに目立つ「モノ」をスケープゴートとしたにすぎません。

 

とにかくこの国では、ネットは未だにコアなオタクが使うもの、というイメージのままのように思われます。10年も前から「詳しくはネットで」というように、ネットを活用した広告活動が急速に普及したにもかかわらず、ネットに繋がっているスマホの個人普及率が60パーセントを超えているにもかかわらず、このありさまなのです。

 

 

「ネットを正しく使う」方法を広めるには、法整備と啓蒙や教育とが欠かせないと考えます。法整備でネットに関わる全てをまとめて規制し、その一方でネットと人や組織との関わり方を啓蒙・教育するのです。

 

「道路交通法」は、「道路を正しく使う」ために、人も車も道路の使い方もその整備も、まとめて規制する法律であると言えます。ネットに関わる法律も「道路交通法」を見習って作られるべきであると、私は考えます。

 

つまり、「ネットを正しく使う」ために、利用者も発信者も、ネットを構築する者も、整備する者も、まとめて規制する法律が必要と言うことです。「この国ではネットはこのように利用します」という根本となる考え方、すなわち理念を示すのです。

 

これと並行して、ネットと人や組織との関わり方を啓蒙・教育する活動も必要です。日本は周りを海に囲まれた島国ですので、他国と分け隔てなく繋がっているネットの特長を啓蒙することを最優先されなければなりません。

 

機器やアプリ・ソフトの使い方ではなく、ネットに投稿することがどういう意味を持つのかを、義務教育の時期から実体験させることが重要と思います。災害を想定した避難訓練や自転車の安全な乗り方講習会のように、学年毎に到達点を決めて実施すればよいと思われます。

 

大人への啓蒙は、地域や勤務先などでの教育研修が中心となるでしょうが、義務教育での啓蒙活動が優先されるべきと思います。子どもたちを通じて親である大人も興味を持つようになると考えるからです。興味があれば、地域や勤務先での教育研修も大きな効果が得られるようになるでしょう。

 

ネットやSNSは世界基準で世界中の人に使われています。ローカルルールはできるだけ少ないほうが良いのです。WEBに関わろうとする人間として、私は少なくともそのように確信します。

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