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いのち輝く未来社会

大阪都構想を批判する人たちへ

大阪ダブル選挙を行うことになった原因は、特別区の設置に関する法定協議会の代表者会議が、その役割を果たせなくなったためのようです。

 

この法定協議会の目的は、大阪府のホームページによると、大阪にふさわしい新たな大都市制度の具体的な制度設計を行うことらしいです。

 

このような評議会や代表者会議の進め方がどのようになされるのかを詳しく知っているわけではありませんが、法定協議会の目的がそのようなことであるとしたら、ここにも”二重行政”が生きていたのかという気持ちになります。

 

なぜなら、制度設計を決定するのは各々の自治体議会もしくは住民投票であるべきでしょうし、協議会でどの案にするかを選ぶのならば、制度設計を2度、決定していることになるようにも思ってしまうからです。

 

協議会では、できれば複数の具体的な制度設計を提案することに留めるのが良いと思います。そして、他の代表者の反対ばかりして、新たな都市制度の設計を何も提案できない代表者は、出席を遠慮してもらうようにすれば良いとも思います。

 

なぜなら、協議会に参加する前提条件は、「大阪にふさわしい新たな大都市制度を具体的に制度設計すること」だからです。

 

この評議会は、ユーチューブで生中継されているそうです。でも、ほとんど知られていませんよね。地上波テレビなどにスポットCMを流して、評議会の開催日と視聴方法を告知すれば良いのではないでしょうか。そうすれば、出席する代表者が見苦しい意見を声高に叫ぶことも、少しは少なくなるように考えますし、そういう告知こそが充分な住民サービスであるように思います。

 

このような特別区の設置に関する協議会があるにもかかわらず、いつまで経っても何の制度設計の議論も行わない各々の議会の人たちは、思いっきりサボっているだけのように思えますが、いかが思われているのでしょうか。